玄関に補助錠を取り付けて防犯性能を大幅アップ

ご自宅や事務所などの玄関ドアへ、純正カギにプラスする形で補助錠取り付けを検討されては如何でしょうか？住宅やオフィスで最低限必要とされる防犯性能は、周辺の環境に依存するため状況によって大きく異なるものです。このページでは、どのようなシチュエーションが危険なのか？玄関に補助錠を取り付けることで防犯性能が大幅にアップする理由などをご紹介します。

玄関ドア錠の攻撃耐久時間の目安

一般的な泥棒は、侵入までに5分以上かかる場合は7割、10分以上でそのほとんどが侵入を諦めます。このため最低5分、できれば10分間攻撃に耐えられることが、玄関ドア鍵の防犯性能の目安と言えます。ではなぜ泥棒は5～10分で侵入を諦めるのでしょうか？これは住居侵入窃盗のほとんどが、プロの犯行によるものだからです。泥棒で検挙された犯人の再犯率は、その他の犯罪と比べて圧倒的に高く、これは恒常的に職業として行っていることを意味します。一旦前科が付いてしまうと、捜査線上にのぼりやすくなるうえに、再犯で捕まるごとに刑期は重くなっていきますので、プロの窃盗犯は安全第一で仕事を行うということです。プロの泥棒は、逮捕される危険性を極力下げるため、リスクの低い住宅を集中して狙います。日々ターゲットを探しめぼしい住宅を見つけたら、不在となる時間帯や居住人数、来訪者の多寡なども含め住人の生活パターンを事細かに調べます。もちろん逃走経路まで考えて実行しますので「1～2分で侵入し3分程度で物色し作業開始から5分程度で逃走する」というのが現実的な泥棒の時間感覚です。犯人側の感覚を知れば「進入に5分以上掛かる住宅」がどれだけ狙われにくくなるかご理解いただけるかと思います。

住居侵入を諦めさせる玄関扉の補助錠設置

玄関ドアの補助錠は「最初から付いているわけでない」というところに大きなヒントがあります。「玄関ドアに補助錠をつけている住宅＝防犯意識が高い家庭」ということですから、更に「防犯ブザー」などのトラップが仕掛けられている可能性もあるわけです。先に述べた通り、リスクの高い住宅は極力避けますので、補助錠を追加で設置したという事実が、設置した錠前の性能以上に狙われる危険性を低くするのです。

玄関ドアへの補助錠取り付けをお勧めします

このような背景から、弊社では玄関ドアへの補助錠設置を強くお勧めしております。また弊社には多数の「防犯設備士」が在籍しておりますので、お住いを拝見すれば、何処が狙われやすいポイントかといった診断を行なうことが可能です。補助錠の設置ご依頼はもちろんのこと、ドア周りの修理・調整、アルミサッシの立て付けといった住宅修繕も承っておりますので、鍵と住宅のことなら何でもお気軽にご相談ください。