コストパフォーマンスの高い補助錠まとめ

ご家庭やオフィス、倉庫などに安価に防犯対策を行なうのであれば、既存錠前にもう一つ鍵を追加されることをお薦めします。防犯性能の向上にワンドア・ツーロックは欠かせませんが、補助錠の取り付けであれば思いのほか低コストでワンドア・ツーロックが実現できます。このページでは、コストパフォーマンスの高い補助錠をまとめていますので参考にしてください。

コスパの良い玄関ドア用補助錠、物件管理ロック

ガードロック株式会社から発売されている「物件管理ロック」は、本体金具をドア扉に取り付けてダイヤル式南京錠でロックするタイプの、元も低コストでワンドアツーロックにできる補助錠です。この種の商品はドア枠に取付金具をネジ止めし、室外側に金属製プレートが飛び出す形になり、室外側から金属プレートにカバーを付けて、取付金具を南京錠でロックします。このためドアや壁を傷つけることもなく、賃貸住宅では有効な選択肢となります。この物件管理ロックはダイヤル式南京錠も付属して、実売価格1,500円以下で購入可能です。より防犯性能を高めたい場合には、ディンプルキータイプの南京錠が500円程度から購入可能ですので、錠前部分を交換することでより強固な防犯性能を得られます。

コスパの良い玄関ドア用補助錠、どあロックガード

ノムラテックの「どあロックガード」は、上記「物件管理ロック」同様、金具をドア枠に取り付けるタイプの補助錠です。こちらはドアを閉じた時に金具に取り付けるロック部品が本体になっており、4桁のダイヤルロックタイプと、ディンプルキータイプの2種類が発売されています。ディンプルキータイプは合鍵が5本付いて、実売価格2,500円程度で購入可能なコストパフォーマンスに優れた補助錠です。ご家族が多い家庭の場合は。南京錠を使用するシンプルなものよりむしろ安く付いてしまいます。

特殊な補助錠について

MIWA社製U9、UR、DSに対応した、「FUKI iNAHOキーアウト2」は、鍵穴に差し込んで使用する少し特殊な補助錠です。鍵穴カバーと考えるとわかりやすいものですが、鍵穴に差し込んでロックされるため、ピッキングはもちろん鍵穴へのいたずらもシャットアウトします。キーアウト2を取り付けた状態でも、室内側から施錠・解錠が可能ですから在宅時にも使用できます。装着時は室外側から鍵穴が見えず不在に見えるため、セールスなどに呼び鈴を押されることもなくなります。またマンションなどの集合住宅では、誰かがドアの鍵を開けようとするなどで、ドアノブをガチャガチャいじられる事があります。仮に部屋を勘違いした近隣住人だとしても、あまり気持ちの良いものではありません。しかしキーアウト2を装着したドア鍵は、鍵穴が見えないのでそのようなトラブルも起こらなくなります。キーアウト2を取り外すサークルキーは、本来の鍵に鍵カバーとして装着する形になっていますので、紛失の恐れもなく安心して使用できます。この種の商品はあまり一般的でないため、不正開錠のターゲットになりにくいのも大きなメリットです。実売価格3,000円程度で購入可能ですので、いたずら被害などに悩まれている場合は、特に試してみる価値がある商品といえます。コスパの良い補助錠の取付は、鍵と住宅のプロまでお気軽にご相談ください。