レオパレスの玄関鍵が不安な時に防犯性能をアップする方法

近年、防犯設備に力を入れているレオパレスですが、気になるのは玄関ドアに鍵が1個しか付いていないことです。ここでは手軽にレオパレスの防犯性能を上げられる、工事不要の補助錠をご紹介していきます。

レオパレスでも防犯の基本は「ワンドア・ツーロック」

レオパレスの物件に使われている玄関ドアの鍵には、シリンダー錠とカードキーの2タイプがあります。シリンダー錠には、防犯性が比較的に高いディンプルキーもありますが、ピッキングに弱いピンタンブラーキーや、ディスクシリンダーキーを使っている物件もまだあるようです。

そもそも玄関ドアに主錠がひとつだけというのは、現代の防犯意識としてはいささか不用心とも言えます。現在防犯の基本は、ドアノブ回りにある主錠のほかに、補助錠を加える「ワンドア・ツーロック」です。

空き巣は、危険度が増すため侵入時に時間をかけたくありません。鍵が多いという理由だけで侵入を避ける傾向があります。つまり、補助錠の取付が強力な抑止力になるのです。「ワンドア・ツーロック」は警視庁でも推奨しています。

レオパレスに簡単に取り付けられる補助錠2種

補助錠をつけるにしても、レオパレスなど賃貸物件の場合は建物に傷をつけるわけにはいきません。ドアやドア枠に穴を空けたり、ビスを打ち込むなどの加工をせずに、据え付けられるタイプの補助錠があります。

廉価でよく出回っているのがノムラテックの「どあロックガード」と日本ロックサービスの「らくらくロック」です。どちらも基本的な構造は同じで、ドア枠に取りつけ金具を据えて締付ネジで固定するというものです。錠前本体は、ドア外側に突き出した金具に取りつけます。鍵は、ピッキングに強いディンプルキーが使われています。

また、「どあロックガード」にはダイヤル式もありいずれも2～3,000円で購入できます。設置は非常に簡便で誰にでも取り付けられますが、ドアとドア枠の合わせ部分の形状によっては、取り付けられない場合もあるので、その点は購入時に注意書きをよく確認してください。

レオパレスにお勧めの非常脱出装置付き補助錠

ガードロックの「留守わからん錠」も加工不用の補助錠ですが少しハイグレードなタイプです。先にご紹介した補助錠は帰宅して解錠した後、本体部分を外して保管しなければなりません。そのため室外から不在か在宅かがわかる。屋内に人がいるのに誤って施錠した場合、内側からは開けられないといった欠点がありました。

取り付け方法などは「どあロックガード・らくらくロック」と同じですが、「留守わからん錠」は本体を固定式にすることで、在・不在が室外から分からないようになっています。さらに、内側からも解錠できる非常脱出装置を備えた機種もあります。価格は6,000円台から11,000円ほどですが、多様なバリエーションがありますのでご希望に沿ったものが見つかるはずです。

鍵穴カバー式の補助錠

主錠のシリンダー部分を覆い隠してピッキングを防ぐという変わり種が、MIWAロックの「キーアウト2」です。鍵穴に差し込んで付属のキーで施錠する簡便なものですが、在宅中でも使えるため高い防犯効果が期待できます。また、別れた恋人が合鍵を返してくれないといったケースでも、錠前交換せずにプライバシーを確保できます。レオパレス物件でも使われている、MIWA製ディスクシリンダー対応商品で価格も3,000円台とお手ごろです。

レオパレスの玄関鍵に不安がある方は、出張専門の鍵のプロフェッショナルにご相談ください。どのようなお悩みでも、経験豊富な担当者が最適な方法をご提案いたします。フリーダイヤルにて弊社オペレーターまでお気軽にご相談ください。