ドアノブ交換時に重要なバックセットサイズとその測り方について

自宅や職場のドアの閉まりが悪い、開きにくい。扉やドアノブに関する違和感を感じたり、トラブルを抱えた事がある人は意外と多いのではないでしょうか。そのような場合、ドアノブの交換で改善する事が多いのですが、当然ながら交換部品の入手が必要になります。このページでは、部品購入時に知ってくべき、バックセットのサイズやその測り方等について説明致します。

ドアノブのバックセットとは

トイレや部屋の仕切り扉によく用いられる、ドアノブ・レバーには様々な種類があります。どのタイプのドアノブでも、交換前に絶対に確認が必用なのが「バックセット」です。バックセットとは扉のフチからドアノブの回転軸の中心までの距離の事をいい、異なるバックセットの商品を取り付けようとすると、ラッチが長すぎて扉をしめてもレバーが適正な位置（水平の位置）に来なかったり、逆にラッチが短すぎて扉が閉まらなくなります。このため交換部品購入時には、必ず既存ドアのバックセットサイズと合ったものから好みのモデルを選択することになります。

ドアノブ交換時のバックセットの測り方

それではバックセットサイズの測り方や正しく図るためのポイントです。前述の通りバックセットとは、扉の角からドアノブやサムターン等、回転軸の中心までの距離を言いその距離を正しく図る必要があります。扉に召し合わせなどが付いていて、扉の角から測りにくい場合もありますが、その場合はドアノブ側から扉の角までの距離を測ればOKです。

ドアノブ交換部品のバックセットサイズ

ドアノブ交換の際、様々な種類や形のドアノブがあり迷うこともあるかと思いますが、バックセットにも様々なサイズバリエーションがあります。日本のメーカー品であればバックセットは5mmピッチでラインナップされていることが多く、現在主流となっているのは45mmや60mmの商品です。

また同じドアノブでも、バックセットサイズにバリエーションを持たせているモデルもあります。商品購入時にありがちなトラブルとして、幾つかのモデルを見比べていて、最後にデザインだけ確認して異なるバックセットサイズの商品をレジに持っていってしまうケースです。必ず希望のバックセットサイズのものか確認するようにしてください。また、販売の際「バックセット」と表記されているもの以外にも、「B/S」や「B.S.」と表記されているケースもあります。これらは全てバックセットを表す表記方法です。

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