ドアノブやレバーが取れそうな時の、修理・調整方法

お部屋のドアノブやレバーハンドルがグラグラして取れそう、また取れてしまった時も、ご自身でメンテナンスを行なうことで解決出来ます。このページで修理方法を解説していきますので、取れかけたドアノブ修理を行なう際の参考にしてください。

取れそうなドアノブ・ドアレバーの調整箇所

ドアノブ・ドアレバーの構造としては、ドアの中に埋まっている本体部分、ノブ・レバー部分、扉に張り付いているカバー部分に別れます。ノブ・レバー部は、本体・軸に固定されていますので、これを固定しているネジが緩みを起こします。大抵の場合、根本の位置にネジ穴があり、そこで本体に取り付けられています。プラスネジ、マイナスネジ、六角ネジの3タイプがありますので、それぞれドライバーやレンチで絞め直します。ネジが見当たらない場合には、カバーをマイナスドライバー等でこじって取り外し、ノブを反時計回りに軽くひねるとノブごと取り外せます。ちなみにこのタイプはノブ自体が緩むことはあまりありませんので、次に説明する「本体が緩んでいるとき」にこの方法でノブを取り外します。またカバー部の緩みについても、本体に固定されているため本体の緩みを直せば解決出来ます。

ドアノブ本体の修理・調整方法

丸ノブタイプ・レバータイプ共に、カバー部を取り外すと、本体をドアに取り付けてあるネジがでてきますので、プラスドライバーでネジを絞めます。また玄関ドア等に取り付けられている、プッシュプルタイプのドアレバー（縦型の長いレバー）が緩んでいる場合は、付け根部分のカバーを取り外すと本体の取り付けネジが現れますので締め増しします。

ネジ穴が馬鹿になって緩んだドアノブ・レバーの調整方法

木製ドアにありがちなのが、ノブカバーを取り付けているネジ穴が馬鹿になって緩んでしまうケースです。この場合ネジをいくら閉めても意味が無いですから、ウッドパテや木工用ボンドを使用してネジ穴を補修し、十分に乾いてからネジを締め直します。この時注意する点としては、ドアノブがない状態で閉まると扉が開かなくなることがあるため、必ずドア扉を開けた状態で作業してください。また風などで扉が閉まってしまわないように、何かを噛ませておくことをお勧めします。

金属部品のネジ山が壊れている場合は、残念ながら部品交換です。この場合は、同じ型番の修理部品を入手するのも良いのですが、異なるモデルでも装着可能なドアノブがあると思います。ドアノブ一つでお部屋の雰囲気はかなり替りますので、デザインの異なるものに模様替えしてしまうのも良い選択ではないでしょうか？ドアノブの選択や交換作業に自信がないなどであれば、お気軽に弊社まで修理・交換をご依頼ください。