鍵穴が壊れた時になるべく低コストで鍵を交換する方法

玄関ドア鍵が壊れた時など、鍵穴（シリンダー）交換したい場合があります。しかし建具屋さんなどに依頼すると数万円かかってしまうケースもあります。そこでその費用をシリンダー購入費用に当て、セルフで低コストに防犯性の高いモデルに交換する方法をご紹介します。

鍵穴交換時にはまずシリンダーを選ぶ

現在の玄関ドアについている鍵穴はほとんどがシリンダー錠です。このため鍵穴交換を低コストで行う場合は、交換用シリンダー錠をホームセンターやネット通販で調達する必要があります。その場合現在のシリンダーを確認し、同等品又は交換可能な代替品を用意してください。また、防犯性を高めた交換可能モデルなども販売されていますので、予算と希望に合わせて選択しましょう。現在使用している鍵穴がどこのメーカーのものか分からない。交換用部品をどうやって選べばよいかわからない。交換作業に自信がない。といった場合は、鍵と住宅のプロにおまかせください。弊社フリーダイヤルまでお電話を頂ければ、最短20分で弊社スタッフがご指定場所まで駆けつけます。交換作業も短時間で済みますし、ご希望の日時を予めご指定頂くことも可能です。

低コストで鍵穴交換できるお勧めシリンダー

弊社でおすすめしている低価格な交換用シリンダーは、MIWA（美和ロック）社のU9シリンダーです。5,000円前後で購入可能なロータリーディスクシリンダー錠ですが、ピッキング耐久時間10分、鍵穴壊し耐久時間が5分以上と必要十分なセキュリティ性能を持ったシリンダーです。また、カギは旧来と同じ刻みキー（ギザギザ鍵）なので、街の鍵屋さんで安価にコピーが可能です。セキュリティ性能の高いディンプルキーは、専用の器械が必要なためスペアキー作成時に対応してくれる鍵屋さんが少なく、相場も2500円程度で高止まりしています。現実的な範囲の防犯性能を持っていて、設置後のコストまで考え合わせた場合に最もお勧めできるシリンダーです。またノブ内蔵型のモデルも製造されていますので、ご自宅玄関鍵がノブの中央に鍵穴があるタイプの方にもお勧めできるものです。

DIYで鍵穴交換するときの手順

まずは、扉を閉じた時にドア枠に隠れる部分（ドアの薄い面）にラッチユニットがあります。ユニットのカバーを外すとシリンダーを固定している2本のビスがありますのでそれらを引き抜きます。これでシリンダーが外れますので新しいものに付け替えて、取り外し時と逆の作業を行えば交換可能です。この時室内側のサムターン（カギを開ける時にひねるツマミ）は外す必要がありません。またこの行程は、作業中に風などで扉が閉まらないようにストッパーなどを取り付けて行いましょう。またモデルによって若干手順の異なるものもありますので、交換部品に付属する取扱説明書を必ず読んでから行ってください。もしご自身で難しいと感じた時は是非弊社にご相談ください。