自分で可能な家鍵交換！お薦め錠前メーカーとシリンダー錠

家鍵は耐久性と防犯性の面から、定期的なチェック・交換をお勧めします。毎日の使用により劣化し、ある日突然使用できなくなるケースもありますし、空き巣の新しい手口による被害を防ぐため、新たな侵入手法に対応出来るシリンダー錠に交換することも大切です。

鍵の交換が必要なケースとは

玄関ドアの家鍵は毎日使用するため次第に劣化します。このためある程度以上古くなったものは、どうしても交換が必要になります。例えばラッチケースは内部のバネや部品が消耗しドアの開閉に支障が出ますし、鍵のシリンダー錠部分には日々キーを刺し込み回転させることで摩耗し操作感が悪くなってきます。また防犯のためにシリンダーを替えておくことも大事です。空き巣に簡単に開けられてしまう古いタイプの鍵は、不正解錠されにくいものに替える必要があります。鍵穴が「くの字」となるディスクシリンダーは、不正解錠しにくいディンプルキータイプなどに替えることを強くお勧めします。ご自分でも簡単に交換できますので、本サイトの情報からメーカーやシリンダーの種類について理解しておくことをお勧めします。ただしディンプルキーは複製が簡単にできない物が多く、ご家族や使用者数をあらかじめ考えて、付属するスペアキーの本数により購入するモデルを選ぶことが必要です。

単身者にお勧めの家鍵メーカーとは

単身者など利用者が少ないのであれば、あまり鍵の本数を心配する必要はありません。そのような方にお勧めの交換用シリンダー錠は、MIWA社のPRシリンダーです。付属する鍵は3本で、合鍵作成はメーカーに頼む必要がありますが、ピッキングによる不正解錠に強い耐性があります。ただしシリンダー構造が精密なため、内部に溜まるゴミやホコリなどに影響を受けやすく、定期的に掃除をする必要があります。ドリルによる鍵穴破壊にも耐えられるのがGOAL社のV18シリンダーです。アンチピックピンという特殊なピンを採用し、ピッキングを強力にブロックします。リバーシブルタイプで、鍵の向きを気にせずに使えるのも便利です。またデッドロック構造により、ピッキングを不可能とするのが、ロイヤルガーディアンのロイヤルガーディアンEXです。こちらはドリルによる錠穴破壊や、サムターン回しによる不正解錠にも対応できる構造となった、空き巣被害を受けにくいシリンダーです。

家族で家鍵を持つ必要がある場合

家族が多いなどで、鍵数が必要ならば、アルファ社製シリンダー錠FBロックがお勧めです。付属する鍵数は5本で、純正の合鍵を作る場合は付属のユーザーカードが必要になります。メンテナンスも掃除をたまに行う程度で済みますので、使い勝手の良い錠前です。ドリル破壊に強いのが、スイスのカバ社が提供するカバスターネオです。超硬ピンを使用しているため、ドリル破壊には20〜30分を要します。クリーニングは専用のクリーナーを使用します。また同社カバエロスターは、付属する鍵の数は4本ですが、鍵にICチップを内蔵しており、コードが一致しなければ開かない構造の錠前です。万が一鍵を紛失しても、コードのみ無効にすることで不正利用を防げます。このように様々な鍵がありますが、自分でシリンダー交換などの作業が難しい場合は、鍵と住宅のプロにお任せください。