玄関ドアのシリンダー錠を鍵穴だけ交換する方法

最近妙に玄関鍵の操作感が重い、固くなった鍵を無理に開けようとしてシリンダー錠を壊したかもしれない。そんなときも私たち鍵のプロが、専門的知識とノウハウでご対応いたしますのでご安心ください。多くのシリンダー錠はシリンダー部分だけ交換が可能です。まずは弊社フリーダイヤルまでお電話ください。

シリンダー錠の鍵穴交換

玄関ドアには一般的にシリンダー錠が多く使われています。シリンダー錠は外筒と内筒に分かれ、その内部は複数本の異なるピンが障害物（タンブラー）となり配列を形成しています。鍵を挿入しタンブラーを一定の開錠ラインに揃えることで内筒が回転します。その動きがシリンダーからラッチケースに伝わりラッチが動く仕組みです。またディンプルシリンダーは、多数の丸いくぼみが刻みキーのギザギザ部分に該当し、ピッキングや複製などの防犯対策に優れたシリンダー錠です。

鍵穴を含む玄関ドア鍵全体の構造

玄関ドア鍵は、玄関扉に取付けられた状態では一体の製品となっているように見えますが、実はそれぞれバラバラに交換可能です。ドアノブ部分。上記したラッチボルトが含まれるラッチケース。鍵穴部分であるシリンダーに分かれます。ラッチケース内部には、バネや小さな部品を用いているため、頻繁に開閉する玄関ドアでは消耗がはげしい部分です。同様にシリンダー部分では鍵穴が最も消耗の激しい部品となります。パーツが摩耗すると動作不具合をおこし、扉の開閉に支障をきたす恐れがあります。ただし、ドアノブ内に鍵が内蔵されたものはノブごと交換する必要があります。近年は防犯性能の低さからだいぶ減ってきましたが、まだまだ使用されているご家庭は多いので、ご不安があれば合わせてご相談ください。

シリンダー部分の交換

シリンダー錠の交換を行う場合は、まずドア枠からロックケースのフロント部分を取り外し、シリンダー止めピンを抜いて取り外します。メーカーや型番によっては、室内側のサムターンを取り外し、シリンダーとロックケースを固定しているビスを緩めてシリンダーを取り外すものもあります。新しいシリンダーの取り付けは取り外したときと逆の順序で行いますが、取り付け向きを間違える可能性がありますので、携帯などで写真を撮りながら作業されることをお勧めします。

シリンダー錠の交換は、ホームセンターで対応部品を購入しご自身でも交換可能です。もし「家の鍵穴に合う交換部品がわからない」、「どれを買ったら良いかわからない」といった事があれば弊社にご相談ください。弊社は鍵と住宅の専門業者として豊富な知識を持っております。お客様のニーズにお応えする製品を交換取り付けするだけでなく、大切なお家を守り、より安心で快適にすごしていただける様なご提案も可能です。ご家庭の防犯性能にご不安のある方は、弊社の防犯設備士にご相談ください。