勝手口に取り付ける補助錠とお勧め防犯グッズまとめ

人目につきづらい場所にあることが多く、空き巣狙いの侵入リスクが高い勝手口ですが、防犯性能アップの基本はワンドアツーロックです。このページでは、空き巣を寄せ付けないための防犯グッズをご紹介していきます。

ピッキングや破壊に強い勝手口にお勧めの補助錠

もし勝手口ドアの錠前がひとつならば、補助錠を取り付けてツーロックにするところから始めましょう。手軽に設置できる補助錠としては、日本ロックサービスの「らくらくロック」のように、とくに工事を必要とせずに設置可能なものです。このタイプは、取り付け金具をドア枠に挟んで据え付けるだけですので、ドライバー程度の工具で誰でも簡単に取り付けられます。

より高い防犯性をお求めなら、朝日工業の「デジタルロックスーパースリム30」のような番号プッシュ式のものがお勧めです。こちらは直接ドアに装着するタイプですが、電気配線不要でアルミ製のドアにも取り付けられます。施錠した際に突き出すデッドボルトは、鎌型の爪でストライクと噛み合うバール破壊に強い構造です。さらに屋内側のサムターンは、取り外しが可能でサムターン回しも防げます。価格も14,000円前後とお手ごろですので検討対象になるかと思います。

光や音で不審者を撃退する防犯グッズ

侵入者が特に嫌うのが、自分の姿があらわになる・音を立てることです。このため光と音で不審者を撃退する防犯グッズも数多く市販されています。

高儀の「EARTH MAN ソーラー式 LEDセンサーライト」は、その名のとおりソーラーパネルで蓄電し、夜間に赤外線センサーで人を検知し点灯します。ソーラーパネルと本体を繋ぐコードが1本ありますが、面倒な配線工事なしに電源のないところへも設置できます。この手のセンサーライトのなかでも安価なものですが、1灯・2灯タイプがありそれぞれ4,000円台で購入可能です。

警報で侵入を知らせる住宅用の防犯アラームでは、ELPA(朝日電器)の「スリムアラーム」がお勧めです。厚み8mmと薄型で目立たず、設置は両面テープで貼るだけで設置は完了します。2,500円前後の価格で2個セットになっていますので、もう一つはサッシ窓などに使えます。

勝手口にお勧め。スマホで映像チェックできる防犯カメラ

警報は近所にはばかられるという方には、防犯カメラとセンサーライトの組み合わせがよいでしょう。一般住宅用の防犯カメラも、供給量の増大で安価になりしかも高性能化しています。

ACEセキュリティシステムの防犯カメラは、従来のような録画機が不要なタイプです。本体のSDカードに映像が録画され、Wi-Fiでスマートフォンの専用アプリやPCに送られる無線方式です。屋内への引き込みケーブルなどもなく配線は電源コードだけです。130万画素の高画質ですが、価格は16,000円程度と格安なのも魅力的です。

ここまで様々な防犯グッズをご紹介してきましたが、ライト・アラーム・カメラは基本的に監視システムです。抑止力にはなりますが、物理的に侵入を阻止するものではありません。やはり補助錠で勝手口ドアの防犯性を上げた上で使用すべきものです。また、ドアの主錠が防犯性能の低いシリンダー錠の場合は、より高性能なものに交換する必用もあります。勝手口の防犯性アップとご自宅の危険度チェックは、防犯設備士が多数在籍する弊社におまかせください。