トステム製後付け窓シャッターをご紹介します

防犯、防災の備えから窓用シャッターを装備した新築住宅が増えています。しかし、後付けでもサッシ窓用シャッターを設備できるのをご存じでしょうか。そのメリットと機能、そして人気の高いトステム製(現LIXIL)後付け窓シャッターをご紹介します。

大事な家と住む人を守る窓用シャッター

窓用シャッターのメリットで大きいのは、暴風雨に見舞われたときに、飛来物などからガラスや窓まわりを守ってくれることです。次に挙げられるのが防犯です。シャッターそのものは防犯が目的の建材ではありませんが、ガラス窓を破る前に、もうひとつ障害物があることで抑止効果が高まります。そのほかには、外から遮蔽されるのでプライバシーが守られることとわずかですが遮音効果もあります。

窓用シャッターには、アルミ製とスチール製があります。一般には、閉じると全面が遮蔽されるクローズタイプがおなじみですが、最近はバリエーションも増えています。羽根(フラップスラット)の間に穴を設けて、通風や採光を確保するスリットタイプや、羽根の角度を調節できるブラインドタイプといったものもあります。また、開閉は手動式と電動式があり、電動式にはリモコンで操作できるものもあります。

製品の信頼性に定評があるトステム製

建材メーカーのトステムは2011年に、INAX・新日軽・サンウエーブ・東洋エクステリアとともに統合され、今は「LIXIL」という社名になっています。しかし、アルミサッシでは国内シェア1位でしたから、その名のままで記憶されている方も多いでしょう。後付け用窓シャッターは、後述する3種類が供給されています。アルミ製建材を得意とするメーカーですから、製品の信頼性には定評があり、同社のアンケート調査によればユーザー満足度は98.5%にのぼります。

施工は、既存のサッシ窓に型枠を取り付け、シャッターボックスとスラットを組み込みます。壁や窓枠はいじらずに取り付けられますので、配線工事が必要な電動式でも1日かからずに施工が済みます。ご自宅のサッシ窓がトステム製ならば、同じ会社の製品のほうが相性が良いのは言うまでもありません。その意味でもおすすめの後付け用窓シャッターです。

予算や住まいの立地に合わせて選べる３モデル

「リフォームシャッター」の名称で供給されているトステムの後付け用窓シャッターには、エアリス、イタリヤ、クワトロの3種類があります。

エアリスは、電動アルミ窓シャッターの高性能バージョンです。シャッターを閉めた状態でも、フラップスラットを開くことにより直射日光を遮り、風と光を室内に取り込めます。フラップスラットの角度も、リモコンで自在に調整が可能です。

イタリヤは、価格的にもリーズナブルなスチール窓シャッターで、開閉は手動式と電動式があります。シャッターが抜けにくい構造で防犯・耐風圧性を高め、表面に雨水がたまりにくい形状を採用するなどの工夫も施されています。

クワトロは、アルミ窓シャッターで耐風性を重視したモデルです。住宅用シャッターでは最高ランクの強度が確保されており、台風の多い地域や風の強い沿岸部などの家に適しています。開閉は、電動か手動を選べます。

後付けでも高品位な窓シャッターは、住まいの安全性を高めるうえで、検討の価値あるアイテムです。トステム製品の取り付け・修理は鍵と住宅のプロにおまかせください。