なかなか閉まらない玄関ドアクローザーの修理・交換方法

玄関ドアの蝶番や玄関ドアクローザーの調子がおかしくなり、玄関ドアがなかなか閉まらない場合は修理や交換が必要です。基本的には専門的な知識は必要ないため、このページでまとめた方法で修理・交換が可能です。もちろんご自身での修理・交換が困難な症状であれば、弊社までお気軽にお電話・ご相談ください。

閉まらない玄関ドアクローザーの確認ポイント

玄関ドアクローザーは玄関の上部に取り付けられた装置で、開いているドアを油圧によって自動的にゆっくりと閉めてくれるものです。玄関ドアクローザーがスムーズに閉まらなくなった場合は、まず油が漏れていないかを確認してください。油漏れが発生しているクローザーは修理・調整が利きませんので、残念ながら新品へ交換するしかありません。

なかなか閉まらない玄関ドアクローザーの修理・調整方法

油が漏れがない場合は修理可能ですので、クローザー開閉スピードの調節を行います。玄関ドアクローザーの本体側面には、速度調節ネジが付いています。これをドライバーで回して調節しますが、時計回りに回すとドアの閉まる速度が遅く、反時計回りに回すとドアの閉まる速度が速くなります。開度ごとに個別に速度調整が可能なクローザーの場合は、このネジが1～3番までありますので、1番のネジから順番に調整していきます。1番は玄関ドアの大まかな動き、2番は玄関ドアが閉まりかかったときの速度、3番は玄関ドアが閉まる直前の動き方を調整できます。

な玄関ドアクローザーの交換方法

これでもスムーズに閉まらない場合や、油が漏れている場合は玄関ドアクローザーを交換する必要があります。まずは上枠とドアを繋いでいるアーム部分のネジを外して分離させます。次に上枠の部品(ブラケットと呼びます)からネジを外し取り外します。最後に本体の取り付けネジを外して本体を取り外します。本体裏側に型番が記載されている事が多いので、メーカー型番を確認し極力同じものに交換することをお勧めします。同一品が手に入らない場合は、互換品の取替え用ドアクローザーを使用します。取り付け作業は取り外し時と逆の手順になりますが、必ず付属の取り付け説明書を読んだ上で、指示に従い手順通りに取り付けてください。ただし型番の異なるドアクローザーを取り付ける場合は、取り付け穴の位置が変わるなど、そのまま取り付けできない可能性があります。その場合、新たに穴を開けて設置する事になるのですが、アームがスムーズに動く位置を探して設置する必要があるため、格段に難しい作業となります。交換作業を上手く行えるか不安な方は、弊社フリーダイヤルまでお気軽にお電話・ご相談ください。