金庫のカギ開けはプロの鍵屋にお任せください

金庫には様々な種類がありますが、近年採用される錠前システムも多くなり発生するトラブルの種類も増えてきました。このページでは、金庫の錠前と防犯性能の種類別に、現在販売されている金庫に起こりやすいトラブルをまとめています。

電源を使用する金庫のカギ開けトラブル

電源を使用するタイプの金庫錠は、指紋認証・テンキープッシュタイプ・などがあります。これらのタイプにはシリンダー錠などのカギを必要としないキーレスタイプの金庫もあり、カギ紛失の危険性がなく使い勝手が良いことが特徴です。しかしカギ開けをご依頼いただく中で、共通して多いトラブルが電池切れと電池の液漏れです。現在はどのタイプもそれほど消費電力は多くなく、ノートラブルで数年使えてしまうために、電池が入っていること自体を忘れられているケースも多いようです。交換電池は汎用品であることが多く、量販店に行けば一本当たり数十円で購入可能ですから、もったいないなどと考えずに「年末の大掃除」といった形で時期を決め、必ず新品に交換する習慣をつけることで余計な出費を発生させないようにしましょう。

ダイヤル式金庫のカギ開けトラブル

最も普及している金庫は、オーソドックスなシリンダー錠とダイヤル錠を併用するダブルロックタイプです。このため金庫のカギ開け依頼で最も多いのが、ダイヤル式金庫の暗証番号忘れとなっています。これはダイヤル錠を使用せず、シリンダー錠のみ施開錠して使用している金庫が多いことによります。開錠位置で固定した状態で使用していた金庫のダイヤルが、何らかのきっかけでズレてしまい開かなくなったというパターンです。一旦そろえたダイヤル錠で、最後の番号が微妙にズレて開かなくなったケースでは、極力ダイヤルに触らずプロにご連絡ください。これはダイヤル錠のセキュリティ機能により、せっかくそろっている最初の三桁の暗証番号までズレてしまい余計な時間がかかることによります。

シリンダー錠式金庫のカギ開けトラブル

シリンダー錠式金庫はダイヤル錠の暗証番号忘れとともに、依頼事例が多いものです。カギ紛失はもちろん、シリンダー・カギの消耗を原因とするものも多く、上記「ダイヤル錠を使用せずシリンダー錠のみ使用している金庫」の場合、正しい番号が揃っていてもシリンダーの不調で開かないといった紛らわしいケースもあります。カギ紛失の場合には、ピッキングなどで開錠し、鍵穴からスペアキーを複製してそのまま使えるようにします。ただし、シリンダーの消耗が激しい場合や、開錠作業に時間がかかりすぎる場合には、費用的にシリンダーを交換した方が早く、安くつくケースもあります。弊社のベテランスタッフが、お客様の置かれている状況から最も良い方法を判断し、適切なご提案を致しますのでご安心ください。どのようなケースでも必ず開錠いたしますので、金庫のカギ開けはお気軽にご相談ください。