特殊なモデルの多いHORI（ホリ）の鍵開けはプロの技術で解決します

防犯性能が高くピッキングに強い、HORI（堀商店・HORI LOCKS）製シリンダー錠の不正な鍵開けは非常に困難です。これは、裏を返せば開かなくなったホリの鍵開けも苦労するということです。今回はそんなHORIの鍵の紹介と鍵開けについて挙げていきます。

HORIの鍵が特殊と言われる理由

デザイン性に優れた高級な鍵として著名なHORIの鍵は、防犯性の高さでも一目置かれる存在です。ホリ社製シリンダーには、トライデントシリンダーと6Pシリンダーと呼ばれる2種類があります。トライデントとはギリシャ語で「3」を意味します。鍵穴内は3列のピン配列で15個のピンが並ぶ構造で、その鍵違いは理論上1400万通りとなっています。鍵穴が丸いことから、ピッキング工具が使えず不正開錠は非常に困難です。

一方の6Pシリンダーはいわゆる通常のディスクシリンダーです。しかし、鍵穴をジグザグに形成することで、ピッキングへの耐性を高めています。またトライデントキー同様、シリンダー前面の内側には特殊鋼が埋め込まれています。非常に硬い材質を使用しているため、長時間のドリル破壊にも耐える防犯性の高いシリンダー錠となっています。

HORIの鍵開けが難しい理由

公共施設や高級ホテル・美術館などで数多く採用されているとおり、HORI製錠前の鍵開けは非常に困難です。高級感があるという点で評価されがちですが、高級住宅に補助錠として採用されるケースも多く信頼性も高いものです。もし鍵を紛失したとなれば、HORIの鍵開けは非常に困難です。

HORIの鍵は、ピッキングツールが使えないため、窃盗犯のみならず鍵屋にとっても開錠が難しいという点では同じ条件です。もちろん、腕の良い鍵屋であれば鍵開け可能ですが、作業開始から家に入れるまではかなり時間がかかることになります。また紛失した鍵の代わりを作るためには、キーに刻印された番号が必要になります。その番号をもとにメーカーに発注すると1～2週間ほどで新しい鍵を入手できます。もしスペアキーがすぐ必要な場合は、シリンダーごと交換するという方法もありますので、お気軽に弊社スタッフにご相談ください。

鍵開けの後はシリンダー交換も忘れずに

HORIの鍵開けが済んだ状態で考えるべきなのがシリンダー交換です。鍵に鍵が戻ってきたとしても、鍵番号からスペアを作られるリスクを残してしまいます。その場合も弊社にご依頼頂ければすぐに交換致します。

また、鍵が回りにくくなった時にもシリンダー交換を検討する必要があります。もし玄関ドアを開けた状態でも鍵が回りにくいのであれば、シリンダー内にホコリやゴミが溜まっていることが考えられます。HORIの鍵は、シリンダー内部が複雑な構造となっていますから、メンテナンスもしっかり行う必要があると考えてください。普段から専用の潤滑油で手入れをしておくことは必須です。もしメンテナンスを行っても操作感がおかしい時は、完全に回らなくなる前に新品に交換することをおすすめします。HORI（堀商店・HORI LOCKS）製シリンダー錠の鍵開け・交換は出張専門の弊社におまかせください。