鍵折れに有効な対策法は？また、鍵折れしてしまった場合の修理方法は？

鍵は一度購入すれば、永久に使えるものだと思っていませんか？鍵の金属部分は劣化や金属疲労により、ある日突然折れてしまうことがあります。できるだけ長く使えるように鍵折れ対策を行うことをお勧めします。またこちらでは折れてしまった場合の修理方法もご紹介します。

鍵折れに対する有効な対策法

鍵の金属疲労は徐々に進みある日突然折れてしまいます。鍵にも寿命はありますが、対策を行い使用できる期間を延ばすことはできます。最も簡単な方法は鍵をぞんざいに扱わないことです。例えば、鍵が雨に濡れると錆びや腐食などの原因になり、それだけキーの消耗は進んでいきます。またシリンダー部分の定期的なメンテナンスも鍵の延命には有効です。鍵にはシリンダーのタイプに合わせた専用の潤滑剤があります。鍵専用シリコン系潤滑剤を使用しメンテナンスを行っておけば、余計な摩擦が無くなり鍵の摩耗を防げます。ただしこの時、市販の油性潤滑剤やミシン油などは絶対に使ってはいけません。シリンダー内のほこりなどが固まり、逆に鍵に負荷を掛ける原因になってしまいます。

鍵折れ修理でしてはいけないこと

鍵が折れた時に一番困るのが、鍵を回す際に折れて鍵穴内に破片が残ってしまうケースです。この状態はスペアキーがあっても鍵穴に入らず施錠も解錠もできません。またこのような状態になったときは、鍵穴内の鍵を力ずくで抜くのは避けてください。無理に行ってシリンダー内部を大きく傷つけた場合、シリンダーごと交換になり余計な費用や手間がかかります。鍵穴内に折れた鍵が残ったときは、対処を誤ると修理費用や復旧までにかかる時間に大きな差がでるため、業者が来るまでそのままにしておきます。折れた鍵が鍵穴から出ているならペンチなどで優しく掴みゆっくりと抜きます。この際も無駄に力を込めないように注意しましょう。

鍵折れの修理は鍵屋に依頼しましょう

鍵穴内に鍵が残った鍵折れの修理は弊社におまかせください。シリンダーを取り外して鍵の破片を除去し、シリンダーの傷み具合を判断し交換が必要かどうか判断します。またご自分で鍵を取り除けたときも、そのまま同じ錠を使い続けるのは危険かもしれません。鍵が折れるということは鍵に負荷がかかり続けたわけですから、シリンダー内が変形している可能性があります。ご自分で解決できたとしても、一度鍵屋に鍵の状態について相談することをお勧めします。電話一本で迅速に駆けつけますので鍵折れ修理はプロにおまかせください。