自分で出来る鍵交換！かかる費用と交換部品の相場について

自宅を泥棒から守るためにも、自宅の鍵は納得いく防犯性レベルの物に替えておきたいものです。でもそんな時に気になるのが鍵を変更する際の費用です。そこで今回は、自分で鍵交換をDIYするとどれぐらいの費用がかかるのかについてご紹介したいと思います。

シリンダー錠部分だけ交換する場合の相場

鍵の交換と一口に言っても様々な選択肢があります。シリンダー錠（鍵穴部分）だけ交換するのか、ラッチユニットも合わせて交換するのか、補助錠も交換するかなど多岐にわたります。まずはシリンダー錠部分のみの交換からみていきましょう。

シリンダー錠とは現在最も多く使われている錠前で、2つの円筒（シリンダー）を横切る形で障害物が入っていて、正しいキーを差し込むと障害物が動き鍵が悪仕組みです。このシリンダー錠だけ交換する場合は3,500円～19,800円ほどですので、シリンダー錠だけでも交換しておくと、ピッキングなどによる侵入を防げます。特に平成12年以前のものはとてもピッキングしやすいため、古いシリンダー錠を使用されている方は要注意です。

ラッチユニットと合わせて交換の相場

ラッチユニットとはドアを閉じた際に見えなくなる三角形の突起がある部分の事を指します。通常ドアノブと一緒に交換される事が多いものです。

普段何気なく使用していますがドアノブもラッチユニットも消耗品で、これらが故障すると扉が開かなくなるトラブルに見舞われます。特にラッチユニットはドアノブの心臓部なのでこれらは必ず適切なタイミングで交換が必用なものです。使用頻度と使用環境によって大きく異なりますが、10年を超えている場合にはヘタリ具合をチェックした方が良いと思います。手応えが以前と違う、手を離しても正しい位置に戻らない、異音がするなどは危険信号です。費用感としては、ラッチユニットをシリンダー錠とあわせて交換すると、1万円から4万円程度が相場となっています。

補助錠の交換の相場

ワンドアツーロックは現在の防犯では常識です。補助錠が設置してあるというだけで二の足を踏む泥棒も多いため、補助錠の点検・交換も忘れずに行いましょう。住居侵入には、新しい手口がどんどん出てきていますので、やはり10年程度を目安に交換することをお勧めします。

補助錠には、主に面付けタイプと彫りこみタイプ2つの種類があります。面付けタイプは錠前を扉に固定する補助錠で、彫りこみタイプに比べて簡単に設置可能です。面付けタイプの中には、数字が書かれたボタンを押すタイプのデジタルロックがお薦めです。暗証番号を覚える必要はありますが、鍵穴がないため攻撃そのものが出来なくなるのでピッキングなどには効果抜群です。

彫りこみタイプは錠前を扉の中に埋め込んでしまう補助錠です。面付けタイプと比べると費用は高めですが、設置面が強固なためより防犯機能は高まります。交換用補助錠の相場は16,500円～25,000円程度です。

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