三角のキーヘッドが印象的なABLOY（アブロイ）キーの鍵交換方法

依然として人気の高い北欧調デザインの家ですが、木製の輸入ドアが使用されるケースが多くなっています。輸入ドアの鍵交換は、ドアのテイストに合わせてフィンランドのABLOY鍵への交換がお勧めです。ここでは三角形のキーヘッドが特徴的な、アブロイ鍵交換の特徴と交換方法、導入時の注意点などをご紹介します。

ABLOYキーの特徴

ABLOY社は南京錠や市販キーの中で、ヨーロッパEN基準で最上位に評価されたメーカーですから防犯性能は折り紙付きです。三角形のキーヘッドと小判型のシリンダーが特徴ですが、内部に極力スプリングを使わない設計を行い故障が少ないという利点を持ちます。

船舶や沿海、寒冷地など、過酷な環境の中で作動する堅牢さもお勧めの理由です。またシリンダー内部は錆びない構造で、潮風や結露に強いというメリットもあります。日本国内ではクラシックシリンダーとディスクロック・プロシリンダーの2種類が提供されています。

ただし、ABLOYキーへ交換する際にはいくつかの注意点があります。セキュリティレベルが高く、ブランクキーと削り出す装置をABLOY以外が保有していないため、基本的に鍵の複製はメーカー依頼になります。また発行されたオーナーカードを無くしてしまうと、スペアキーが作れなくなるため大切に保管しておく必要があります。

アブロイ鍵交換方法

シリンダー交換は型番によって異なりますが、基本的な手順はほとんど同じです。まずドアをストッパーで固定し、ドアに傾きがあれば蝶番のネジを締め直しておきます。そしてドアの側面の板を、ネジの頭をつぶさないように注意して外します。板を外すとピンが刺さっていますので、ペンチなどでシリンダー側のピンを外します。

ピンを引き抜けばシリンダーがはずれますので、交換用のシリンダーを取り付けます。あとは外した時と逆の手順でネジ留めなどを行えばABLOY鍵の交換は完了です。ABLOYシリンダーは国内で購入できますし、ネットショップなどで手軽に入手できますが、もし取り付け作業などに自信が無い場合はお気軽に弊社までご依頼ください。

アブロイ鍵交換のポイント

別荘などで輸入住宅は多く建てられていますが、換気の問題などでどうしても建物の劣化スピードは速くなります。鍵も同様に使わないでいると劣化が進みます。しかしABLOYキーへ鍵交換しておけば、劣化しにくくピッキングやドリル攻撃などへの耐性も高く安心です。

もし現在のドアに取り付けられたシリンダーの代わりになるABLOYを探していて、交換部品がよく分からない、手順に沿った交換作業を行えるか心配。といった方は、弊社にご連絡頂ければ合致する型番を調査し交換までスムーズに行います。もちろん居住用の家でも電話一本ですぐに交換に伺います。またその時、ドアの開閉などに不具合があれば合わせて調整作業も行います。弊社フリーダイヤルまでお気軽にお電話ください。